こんにちは、HRmeetsの北川です。
先日、福井工業大学のキャリアセンター様からご依頼をいただき、2年生の皆さんに向けて講演をさせていただきました。今回はその様子と、講演に込めた想いをお伝えしたいと思います。
テーマは「後悔しない就活」
これから就活を迎える学生の皆さんに刺さるのは、成功の話よりも「実体験で後悔した話」「今何をするのがいいのか」なのではないかと考えました。そこで今回は、「後悔しない就活」をテーマにお話しすることにしました。
私自身、1社目を1年で辞めています
私は、大学を卒業してプライム市場に上場している企業に入社しましたが、その1社目を1年で退職しています。
当時の私の就活の軸は、「あいつ、あの企業に入社したらしいよ」と、他人からいかに良く見えるかでした。そのため、自己分析もほとんどせず、「みんなが知っているであろう企業」に応募し、そのまま入社を決めました。
その結果、私にとっては「入社すること」そのものがゴールになってしまっていました。入社した後に自分が何をしたいのか、どう働きたいのかを考えないまま社会人になってしまったことが、早期退職につながったのだと今では感じています。
だからこそ、学生の皆さんには同じ後悔をしてほしくない。そんな想いで、当時の自分の就活を包み隠さずお話ししました。
約50名の2年生が熱心に耳を傾けてくれました
今回は2年生の1学部全員が参加するということもあり、約50名の皆さんの前でお話しさせていただきました。
座学が中心の講義でしたが、私の実体験を交えたことや、これからの就活がすべて「自分事」になるということもあり、皆さんとても熱心に聞いてくださいました。メモを取りながら真剣に話を聞いてくれる姿に、私自身も身が引き締まる思いでした。
「選ばれる」のではなく「選ぶ」立場へ
講演の中で、私が一番伝えたかったことがあります。
それは、企業から「選ばれる」のではなく、自分が企業を「選ぶ」立場になってほしいということです。
そのためには、いわゆる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を、誰かに言われてやったことではなく、自分が中心となって何かに取り組んだ経験にしていくことが大切です。私にできるのは、その「自分中心のチャレンジ」を後押しするお手伝いだと考えています。
そうした経験を積む場として、学生団体への参加はまさにうってつけです。そこで講演では、福井で活動している学生団体をいくつかご紹介しました。
ところが、驚いたことに「その団体を知っていますか?」という問いに、誰も知らないという回答でした。
学生の皆さんの身近に、可能性を広げられる場所が実はたくさんあるのに、その存在が届いていない。これは大きな課題だと感じた瞬間でした。
これからも学生の可能性を広げるために
学生の皆さんの可能性を広げるためにも、今後も大学や地域の企業、学生団体をつなぐ取り組みを続けていきたいと考えています。
これから社会を支えていく若者のために自分の時間を使うことは、私自身が大切にしている軸でもあります。一人でも多くの学生が「後悔しない就活」をし、自分らしく働ける企業と出会えるよう、これからも現場に寄り添った支援を続けてまいります。
最後になりますが、このような貴重な機会をくださった福井工業大学の皆様、そして熱心に聞いてくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。

